レモンのひとりごと

1人暮らしのひきこもりなアウトドア。旅、キャンプ、アニメ、小説、料理、ジャスミン茶、鶏の唐揚げが好き。

ブラジルの農場で感じた「大学生が農業を体験することのメリット」

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「メリット」なんて陳腐な言葉は好きではないが、大学時代に1ヶ月だけ体験した農場での生活は、現在の私の思考に大きな影響を与えた。

 

その影響は、確実に私をいい方向に導いてくれたので、あえて「メリット」という分かりやすい言葉を使って、その体験を共有したい。

 

目次

 

農業体験について

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私は大学時代に1年間の休学を選択して、1年間の中南米旅に出たわけだが、その中で、ブラジルの農場で1ヶ月間農業をしながら集団生活をしたことがある。

 

ただ、ブラジルの農場といっても、日本人の移住者やブラジル国籍の日本人から形成されるコミュニティであり、言葉の面では不安はない。

 

ちなみにはそこは、サンパウロからバスで数時間行った所にある。

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田舎にある農場なので、娯楽的な意味でやることもなく、「メシを食って、働いて、またメシを食って、一日の疲れを風呂で癒して、酒を飲んで、寝て、また起きて、メシを食う。」

 

そんなシンプルで退屈な生活の繰り返しだった。

 

でも、そんな生活の中だからこそ確かに感じたことがいくつかあった。

 

農業を体験するメリット

生きているを感じる

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「生きている」という感覚を確かに感じることができる。

 

なんともクサい言葉だ。実家で親父がトイレから出てきた時くらいクサい。

 

ただ、日本で生活をしていても、世界を旅していても、結局は普通の生活の繰り返しが生きているということなのだろうが、普段から「ああ、おれって生きてるわ」という感覚を感じる瞬間は少ない。

 

それが、農場での生活では、それは確かに、手で触れられるほどに実感することができると思うのだ。

 

普通の生活では、学校などの建物の中や、外出してもどこも綺麗に舗装された道など、自然と触れることはほとんどない。

 

それが、農場では自然が作り出した柔らかな土と、自然の恵みによって実った野菜や果実と1日中一緒にいるため、全身で自然を感じることができる。

 

そして、人は自然に生かされていて生きているのだと。そこに、たしかに生きている感覚を感じる。

 

「人はなぜ生きている」なんて哲学にふける前に、その身を持って一度自然の中で汗を流すといい。

 

 

食べ物への考え方が変わる

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コンビニ、スーパー、ファミリーレストラン

 

どこにいっても、誰かが作ってくれた料理や、誰かが育てた食べ物などが手に入る。

 

そのため「食べ物はお金で買うもの」という意識になる。

 

もちろん、その事実は基本的に変わらないわけだが、自分が農場で働き、野菜を育てることで、農場で働く人の努力と、自然の厳しさと、自然の恵みにより野菜は育つことを知る。

 

そして、なによりも、土の上で汗を流して働いたあとに食べるご飯がめちゃくちゃおいしいことを知る。

 

食べ物を粗末にしようなんて思わなくなるし、人は口に入れる食べ物で構成されるということを身をもって実感する。

 

食べ物のありがたみ、重要性を実感するには、農場での生活が一番だと思うのだ。

 

人生の幅が広がる

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学校とバイトと家の往復の中が、世界の全てだと思ってしまう。

 

それが、農場という環境に身を置くと、いままで感じたことのない世界の広がりを実感できる。

 

メーカー、銀行、商社、公務員。そんなありふれた広い意味での「仕事」という価値観を破壊してくれる。

 

もっと人は自由に人生を選んでいいのだということを感じることができる。

 

また、農業体験は趣味への発展にも広がりをみせるかもしれない。

 

植物を育てることに興味が湧くかもしれないし、自然を堪能するためにアウトドアにハマるもしれないし、料理の楽しさに目覚めるかもしれない。

 

そんな仕事方面でも、趣味方面でも、人生の幅を少しだけ広げてくれるかもしれない。

 

 

農業を体験するには

www.volubeit.com

おすすめするのは「ボラバイト」だ。

 

要するに、短期の住み込みバイトのようなものだが、いわゆるリゾートバイトのような住み込みバイトと決定的に違うのは、「個人が営む牧場、農場などで働ける」こと。

 

基本は、住み込みで3食つきだが、賃金はかなり安い。

 

言ってしまえば、労力がほしい経営者と、体験を欲する若者との出会い系アプリみたいなものだ。

 

ネットなんかで評判をみると、「労力を安い賃金で買い叩かれている」なんてコメントを見るが、あまり批判的な面だけで判断しないほうがいい。

 

お金なんて社会に出て働き始めればいくらでも稼ぐことができるので、お金を稼ぐことだけに執着するのではなくて、若い内こそ意味がなさそうな体験をするといいと思うのだ。

 

 

 

まとめ

たった1ヶ月の農業生活で偉そうなことを語るつもりはないが、農業は魅力的な仕事である以上に、人が生きていく上での大切なことを教えてくれる。

 

そう思うのです。

 

以上

 

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