レモンのひとりごと

1人暮らしのひきこもりなアウトドア。旅、キャンプ、アニメ、小説、料理、ジャスミン茶、鶏の唐揚げが好き。

ボリビアの雨季だけに見えるウユニ塩湖とかいう絶景

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日本から片道40時間という物理的な距離、高山病というほぼ回避不可能な体調不良、前日に雨が降り、翌日の晴れた日にしか見ることができないという運的な要素。

 

その全てを乗り越えた者だけに見ることが許された世界最強の絶景。

 

それがボリビアの雨季のウユニ塩湖。

 

 

絶景とは、感動とは

なんというのだろうか、世間的に絶景と呼ばれるスポットに旅行に行って、いざその景色が目の前に広がった時、「あっ、ぶっちゃけ、そうでもないな」と心の中で思っても、なんとなくもったいない気がして、「うおおぉぉお、すげええ!!」ってついついコメントしてしまうことはないだろうか。

 

ウユニ塩湖は全く違う。

 

ウユニ塩湖という場所はめちゃくちゃ広い塩湖なのだが、ルーラでも使わない限り、いきなり塩湖の中心にワープできるわけではなく、街からトラックの荷台に乗り、街を越え、そして塩湖に入っていくことになる。

 

普通の絶景スポットであれば、絶景と呼ばれる場所にたどり着くまでの助走の段階で、なんとなくゴールが見えてしまい、それほど強烈なインパクトもなく、「あっ、こんなもんか」って思ってしまうのだが、

 

ウユニ塩湖の場合、街という現実的な風景から、塩湖が作り出すその幻想的な世界への移り変わりがものすごくて、塩湖に入った途端、視界が急に広くなり、視界に入ってくるものが明らかに減る。

 

その上、塩湖の奥に進めば進むほど、途中からもはや視界には何もなくなり、視界の全てに空だけが広がっているような状況になるのだ。

 

トラックの走るスピードで、そのまま空の中に吸い込まれていくような感覚。この感覚が本当にすごい。

 

自分の目で見て、目の前にある景色なはずなのに、想像力が追いつかない感じ。

 

「うわ、すげえ!!」っていう感情よりも先に、「えっ、ここどこよ、、」って感じの放心状態に一度ぶちこまれる。

 

それで、じわじわと目の前にある現実と想像力の焦点が合ってくると、「え、、、なにこれ、、やばい、、すごい、、」と感動という感情がやっと追いついてくるのだ。

 

たぶん、これが、「絶景を見て感動する」するという感情なのだと、初めてその時感じたことを今でも覚えています。 

 

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一人でぽつぽつと何もない方向へ歩いていくと、本当にそのまま異次元のどこかに辿り着いてしまうのではないかと思うほどに、幻想的な景色。

 

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実は、夜は視界が狭くなるので、昼間ほどの感動はないのだが、それでも、360度ぐるっと回ってみても、そこには何もなくて、星しかない空間は本当に息を飲むほど美しい。

 

 

背中を押したい

今となっては日本でサラリーマンとして企業に就職して、週5日働いて、少ない休日を楽しみにしているような生活だが、20代前半のうちにこの景色を見ることができて、心の底からよかったと、年を重ねる毎に思うのです。

 

大学を休学してまで何をしに行くんだよ、とバカにされて飛び出した世界放浪でしたが、あの時の自分の判断と感性を本当に褒めてやりたい。

 

たぶんこの景色を見ていなければ、家と会社との往復が、居酒屋で意味もなく過ごす時間が、なにか楽しいことないかと呟いてしまう、そんな日常が世界の全てだと思っていただろうと。

 

 

そのため、もしも、ウユニ塩湖に行くことを迷っている人がいるなら背中を押してやりたい。

 

それはもう崖から突き落とすくらいの勢いで押してやりたい。

 

ダチョウ倶楽部だろうが、核爆弾発射のボタンだろうが、女の子の乳首だろうが、それはもう、全力で、押してやりたい。

 

そう思うのだ。

 

以上

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