レモンのひとりごと

1人暮らしのひきこもりなアウトドア。旅、キャンプ、アニメ、小説、料理、ジャスミン茶、鶏の唐揚げが好き。

偏差値30台の工業高校卒が半年でTOEIC730点を突破した勉強方法

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どうも、レモンです。

 

私は願書を書けば誰でも入学できるような工業高校を卒業しました。大学は高校時代に取得した資格の1つで推薦の受講資格を得ることができ、中堅私立の文系に文転したわけですが。

 

そのため、正確にいえば、当時の学力だけで言えば偏差値40くらいはあったはずですが、家から一番近くて、ブレザーがかっこよかったからという涙が出るような理由で高校を選択したような人間です。

 

しかも、入学してから「学ランの方がかっこいいやないかい」と気づいた時には救いようがありません。

 

なにはともあれ、工業高校という所は、世間一般で言う国語、数学、歴史などの科目は本当に基礎的な部分しか学ばず、旋盤、溶接や製図などの実習科目の方が圧倒的に多いです。

 

もちろん、英語の授業なんてあってないようなものでした。いかにイカした発音を授業で決めるかを競って遊んでいたような所です。

 

その為、大学に入学して初めて受けたTOEICでは300点という95%は勘で叩き込んだような点数でした。

 

ですが、そんな私でも大学3年時には半年間の勉強の末、730点を突破することができました。

 

今でこそ仕事で英語をわりと普通に使う環境にいるので、昔よりもずっと英語の能力は向上していますが、TOEIC700点というと、英語を不自由なく扱えるレベル人にとっては、めちゃくちゃ簡単で、なんとか頑張ればコミュニケーションをとれるレベルの人であれば、決して高い目標ではなく、英語ってなにその美味しいのレベルの人にとっては、ウォールマリアくらい高い壁に感じる点数です。

 

でも大丈夫。TOEICで点数を取るだけなら、ちゃんと英語を勉強してこなかった人でも勉強すればある程度(800点弱)まではなんとかなります。

 

但し、今回紹介する戦略は時間の限られている社会人にはほぼ不可能であり、基本的には大学生向けの戦略になります。 

 

 

早速ですが、下記5ステップに基づいた戦略になっています。「えー、5つもあるのかよ」と思うかもしれないですが、大丈夫、やることはずっとシンプルです。

 

目次

 

スケジュール感で言えば、大体こんな感じです。

 

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短期決戦で全精力をTOEICに投資すると腹をくくる

まずは、メンタルの話。

具体的な勉強方法よりもメンタルの部分の方がずっと大事です、実は。

 

これだけ簡単にネットにアクセスできる時代になると、勉強を始める前にネットで勉強方法とかを検索すると、「TOEIC 簡単」みたいな予測変換が大量に現れるので、ネットの現実とリアルの現実のギャップに自滅してしまう。

 

勘違いしないでほしいのが、英語を全く勉強しなかった人間が片手間で勉強して突破できるほどTOEICは甘くないです。

 

そのため、まず最も大切なことはTOEICのために時間を投資すると腹をくくること。具体的な時間でいえば1,000時間。1,000時間あればいけます。

 

ただ、もしも平日は1時間、休日には2時間の2年間計画を立てたとすると、日数換算で、だいたい下記な感じになって1,000時間になるります、が、

 

 平日:530日 * 1時間 = 530時間

 休日:200日 * 2時間 = 400時間

 

断言しましょう、まず無理です。

 

2年間もモチベーションを保ちながら、昔好きでもなかった英語の勉強をするなんて並に人間にはできないです。もし、それだけのモチベーション維持と精神力があれば、もっとずっと前に才能の芽が出ているはずです。

 

だから、半年間の短期決戦を計画し、TOEIC以外はなにもしないくらいと腹をくくることが大事です。並の人では半年間がモチベーションを保つ限界だと思うので。

 

その為、平日休日関係なく、毎日最低6時間は勉強に投資する。

 

もちろん、友達となんて遊んでいられない、場合にはよってはバイトだってしている時間もないかもしれないです。

 

でも、たった半年。大学生であれば4年間の内のたった半年です。この半年が今後の人生を変える大きな力になる可能性は高いです。

 

あと大事なことは「TOEICの勉強をすること」です。これまた、ネットを見ていると、TOEICのためだけに勉強するなんてもったいない、もしくは意味がない、っていうようなモチベーションを蹴っ飛ばす情報が大量に出回っていますが、惑わされないでほしいです。

 

大学生にもなってTOEIC300点台の人が、楽しみながら英語を勉強して、英語を扱えるようなレベルになるなんて稀で、この半年は下積み時代と割り切ってしまったほうがいいです。

 

なによりもTOEICは、英語の土台を築く上で決して変な方向は向いていないし、スコアという目標を設定しやすいというメリットもあり、社会的にも能力を示す効力まで持ちます。

 

日常生活で英語をアウトプットする環境もないにも関わらず、喋るための英語を学ぶのは非効率で、まずは死に物狂いでTOEICを勉強して、その後に伸ばしたい能力の方向に舵切りをすればいいです。

 

 

目的を作る

続いてもメンタルの話。

 

英語を学ぶ意味もないのに英語を学ぶ必要がないとよく聞きますが、これは社会人にとっては当てはまりますが、大学生、特に文系の学生には当てはらまないです。英語ほど学びやすく、費用対効果が大きく、社会的にも評価される能力はたぶん他にはないです。

 

だから英語を学ぶ目的を無理やりでも作り出して、勉強を始める必要があります。ここが曖昧だとたとえ半年間でもモチベーションが保てないです。

 

私の場合は、1年間休学して海外放浪をしたかったので、ただですら中堅私立の文系なのに、1年間の休学というマイナス要素が加わると就活で恐ろしく不利になるため、保険としてTOEIC730を取る、でした。

 

おそらく、これまで英語の勉強をしてこなかった人が、英語を使わなければいけない環境にいるわけでもないのに、勉強する理由付けをするのはたぶんかなり難しいです。

 

その為、学生であれば海外留学を決めてしまって、そのための目標としてしまうのが一番いいと思いますが、これも結構ハードルが高いので、もはや就活のためと割り切ってしまうのが一番いいかと。

 

というか、学生の中で、文系で、自分を表現する上でなんもねえわ、って人はTOEIC730くらいはないと、就活では本当に詰みます。なんだかんだいって、ファーストキャリアとして大企業っていうのは決して悪くない選択だと思っています。

 

たとえ英語を使わない仕事に就きたいとしても、英語ができる奴というイメージやポジションは働き始めるとなにかと都合がよかったりもします。

 

というわけで、腹をくくったあとは、無理矢理でも英語を学ぶ目的を作る。

 

 

初歩の初歩の文法を覚える

ここからが具体的な勉強法です。

 

基本的(※)に使う教材は『TOEIC(R)TEST文法完全攻略』の一冊です。 

TOEIC(R)TEST文法完全攻略 (アスカカルチャー)

TOEIC(R)TEST文法完全攻略 (アスカカルチャー)

 

 

※もう一冊補助で使うなら『一億人の英文法』がおすすめ。私は仕事で英語を使うようになってから読んだんですが、基礎文法を学ぶ上でおすすめする超有名な一冊です。

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

 

 

まずは、ざっと1周通しで読む。確かめの問題は飛ばす。無理に覚えようとはせずに、どんな文法を覚えなければいけないのか全体像を把握することが目的です。

 

2周目からが本番で、じっくりと読みながら、問題を解いていく。間違えた問題には適当に印をつけておく。また、解答に自信がない問題にも同様な印をつけておく。

 

そして3週目も再度じっくり読みながら、理解できない文法については理解できるまで読み込む。同時に、印をつけた問題を理解できるまで解き直す。

 

3週してもまだ自信がなければもう1周する。それ以降は、後に問題集を解いていく中で分からなかった文法の辞書代わりにします。

 

あくまでTOEICでスコアを上げることが目的なので、FORESTなどの大学受験レベルの文法書に手を出す必要はないです。あくまで730点であれば、この1冊に網羅されているレベルで十分です。

 

上記を1週間以内に完了させる。

 

 

DUOを暗記する

使う教材は『DUO 3.0』の1冊のみ。 

DUO 3.0

DUO 3.0

 

 

単語についてはTOEICに特化した単語帳を使用してもいいのですが、それは後の問題集の中で覚えていくので、まずはDUOを選択するのが吉です。

 

DUOが優れている点は語彙力の強化だけでなく、文法、リスニングを強化する上で役に立つからです。

 

個人差がありますが、自信の経験上から下記に則り学習を進めることを推奨します。期間は1.5ヶ月で完了が目標。

 

1日1セクションと決めてしまうよりも、1日で出来る限り進め、2日目には1日目の続きからまた出来るだけ進める。これを繰り返していき、まずは1周を終わらせる。

 

1日目に10ページ進めたら、2日目は1日目の10ページ+次の10ページ、3日目には1日目と2日目の合計20ページ+次の10ページというような復習積み上げ方式もありますが、これだと1冊がなかなか終わらずにモチベーションを保つのがかなりきついです。

 

その為、ごりごりと進めながら、まずは1周を終わらせ、そして、スピードを加速させながら2周、3周と繰り返していき、おそらく15周程する頃には8割くらいは暗記してしまっていると思います。

 

具体的な、1ページ毎の進め方は、

 

  1. 英文の和訳 
    ⇛文法の精読を行い、文法構造を理解した上で訳す。

  2. 単語の意味の確認
    ⇛無理せずに見出し語だけを覚える。

  3. 英文の音読 
    ⇛10回を目処に口が馴染むまで音読する。この時文法構造を意識しながら音読する。

  4.  和文を見て瞬間で英訳できるレベルまでにする
    ⇛週間英作文という方法で、和文を見て一瞬で英文にする。和訳と英訳の両方をやることで記憶の定着化を図る。

ここまでが、1英文の進め方。上記1.~4.を1ページ分繰り返し、1ページが終わった時点で、頭の英文に戻り、通しで瞬間英作文を行う。詰まってしまった英文には印をつけておき、また10回ほど音読し、口に馴染ませる。この段階では無理に暗記しようとしなくていいです。たぶん挫折してしまうため、早急に1周を回し、暗記すべき対象の全体像をあらわにしてしまいましょう。

 

2周目以降は、記憶に残っている英文の音読は徐々に回数を減らしていきます。おそらく5周くらいすると、完全に暗記した英文が出て来るので、そうなった印のつけた英文を集中的に繰り返します。

 

あと、大事になるのが、電車に乗る時などの移動時間、空き時間には欠かさず復習用CDのリスニングを行い、ぶつぶつとシャドーイングを行うようにしましょう。電車とかでやると変人ですが、ここはうまいこと端っことかでぶつぶつ星人になりましょう。音読だけを行っていると、発音、英語のリズムやリエゾンが学べないので、CDは音読が追いついていない部分も含めて通しで何周もするといいです。

 

そして、8割くらい暗記するところまでを1.5ヶ月で行う。かなり大変ですが、単語暗記は短期間でないと間違いなく続かないので、ここが踏ん張り所です。

 

可能であれば完璧に暗記することが理想ですが、目標はあくまで730点突破の為、DUO完全暗記にそこまで執着する必要はなく、最低限8割りといったところです。

 

 

公式問題集(模擬問題集含む)10回分をひたすら繰り返す

730点を突破するくらいであれば、公式(模擬)題集をひたすら繰り返すだけで大丈夫です。TOEIC教材を探していると、文法や単語に特化した書籍や、リスニング書籍などが公式から出ていますが、全部無視していいです。あれは高得点者が800点、900点を取るための対策書という位置付けのほうが大きいです。

 

現時点で勉強を初めてから2ヶ月が経過しているため、まずは1ヶ月かけて最新版の公式問題集をやりこみ、3ヶ月が経った時点で1度TOEICを受験しましょう。

TOEICテスト新公式問題集< Vol.6>

TOEICテスト新公式問題集< Vol.6>

 

 

あくまで本番は6ヶ月後の試験ですが、TOEIC試験に慣れるという意味でも、モチベーション維持のためという意味でも、中間である3ヶ月目に一度受験をすることをおすすめします。

 

この時点でおそらく大幅に点数が伸びていると思いますが、伸びていなくても大丈です。まだTOEICの勉強を初めて1ヶ月しか経っていないので。結局の所、TOEICとは公式問題集をどれだけ繰り返したかの影響が大きいですから。ここから3ヶ月でさらにスコアは伸びます。

 

具体的な勉強方法としては、まずは1回分TOEICを普通に解きます。ここで大事なのは、きっちり2時間タイマーを使って試験さながらで解くこと。TOEICは集中力の試験でもあるので、初めて挑戦するTOEIC回は、試験さながらに取り組むこと。

 

そして終わっても解答を見てはいけない、そのまま答え合わせをせずに2周目に突入します。2周目は時間制限を設けずに、リスニングは何回聞き直してもよく、リーディングはどれだけでも時間を使ってもいいので、溶ける限り限界まで解きます。

 

2周目が終わってはじめて答え合わせをします。解答は細かく1文1文丁寧に文法を分解しながら、どこを、なぜ間違えたのかをしっかり理解すること。また、1周目と2周目で解答が違う場合には、どこを間違えたのかをよく理解すること。

 

また、リスニングパートのpart3とpart4は1英文レベルで精読を行った上で、DUOと同じように、音読と瞬間英作文を行う。移動時間などの時間はpart3とpart4のリスニングに全てを捧げること。part1とpart2はpart3とpart4が少しでも聞こえるようになれば、なんとなく聞こえるようになってきます。最低でも1日でリスニングしている時間を6時間は作ることが大事です。精読で文法分解した英文を、ただひたすらに何度もリスニングし、頭の中で文法構造を理解しながら和訳していく。余力があればシャドーイングもする。

 

そして、全体を通してわからなかった単語はあぶり出し、アプリでも、昔ながらの単語カードでもいいのでまとめ、いつでもどこでも単語を覚えられるようにします。

 

そして、3周、4周と繰り返していき、5周目くらいで満点がとれるようになっているはずです。

 

5周を目安に完了したら、2回目分TOEICも上記同様に着手します。

 

おそらく、1回分と2回分をそれぞれ5周したくらいで1ヶ月が経つので、タイミングで第1回目の受験をします。試験結果にあまり気持ちの浮き沈みはさせず、あと3ヶ月を頑張りましょう。 

 

 

1回目の受験が終わったら、ここからが本番です。公式問題集から優先して足りない分は模擬問題集を使い、最低10回分のTOEICを5周づつ繰り返します。

 

方法は最初の1ヶ月目と変わらないです。ただし、リスニングについては公式問題集を優先して音源を聞き続けた方がいいです。なぜなら読み上げる人が正式な試験も同じだからです。

 

単語もどんどんわからないものは蓄積し、空いた時間で覚えていきましょう。

 

10回分をこなす頃にはTOEICのパターンも分かってきて、単語もTOEIC出題傾向の単語はおおよそカバーされているはずです。

 

 

これを3ヶ月間死に物狂いで行い、半年間の戦略が終わりです。本当にお疲れ様でした。

 

あとは第2回のTOEICを受験し、結果を待つのみです。

 

 

まとめ

おそらく730点は突破できていると思いますが、もしも未達であれば、苦手パート(この段階まで来れば自分でなにが苦手かが分かるようになります)を集中して勉強し、さくっと突破してしまいましょう。

 

正直な話、TOEIC700点を超えても決して流暢に英語を喋れるようになるわけではないし、英字新聞をすらすらと読めるレベルに達するわけでもないです。

 

ただし、半年前とは別世界が見えていると思います。あんなに高く感じたウォールマリアも近所の塀くらいになっていて、実はその壁の向こうには、またとてつもなく高い壁があることに気がつきます。

 

でもその頃にはきっと、少しは英語という言語を好きになっており、次のステップとしてなにがやりたいかがおぼろげながら見えてくると思います。

 

そして、自信に満ち溢れたあなたに出会えると思います。

 

それでは、検討を祈ります。 

 

 以上